氷を寒がらせない方法


ひゅう、と冷たい風がネオ童実野シティを走った。
もうすぐ冬が来ることを知らせるその風に違わず、気温は今までより一段と低い。夜になるとそれが一層顕著になった。
当然人々にも影響はあって、ポッポタイムの住人たちも口々に寒いということを言いあった。が、言ったところで状況が変わるはずもない。各々風呂に入った後は、すぐさま自分の部屋へ逃げるように入って行った。
暖房はガレージ部分にしかない。だがそのガレージには絶えず隙間風が入ってきていて、とても快適とは言えないが、遊星はそれでもそこで作業するしかなかった。
「…ふう」
皆が寝ているのに物音を立てる訳にもいかないと、彼はDホイールから計器を抜いて、すぐに走れる状態に戻すと、パソコンの電源を落とした。
ずいぶん前に風呂に入った彼女はもう寝てしまっているだろうか。思いを馳せるが、答えが返ってくる訳がない。
すぐに風呂に入れるようにと横に置いてあった下着を掴んで、遊星は浴場へと向かった。






シャワーを浴びて、自室に戻った遊星が見たのは、自分の彼女が虎と狐に埋もれている姿だった。
「…、何をしているんだ」
「あ、遊星、お風呂から出たのね」
声をかけてもが虎を撫でる手は止まらない。少し嫉妬するが、それを押さえて彼女の傍にしゃがみこんだ。
「寒いからドゥローレンと守護陣に暖めてもらおうと思って」
守護陣が『きゅん!』と自慢げに鳴く。どうやらの傍にいられて嬉しいらしい。
先ほどから自分を睨むドゥローレンの視線を受け止めながら、遊星は再び口を開いた。
「ベッドに入っていた方が暖かいと思うんだが」
「…そうなんだけど、一人は寂しくて」
その発言に、遊星の心臓はドキリと跳ねた。まさかがそんな可愛いことを言うとは、と思って彼女を見ていると、「何よ」と言った顔で睨まれた。
「…一人の時はこうやって皆に暖めてもらっていたの」
ぎゅ、と守護陣を抱く。守護陣は、というと、主人に抱かれたのが相当嬉しいらしく、彼女の頬を一回舐めた。
「グングニールに暖めてもらったことだってあるんだから」
「…どうやって?」
あの龍が纏う冷気は生身の人間が浴びるには酷すぎる。それなのに暖めてもらったとは。
想像がつかない遊星に、はなんとも言えない顔で絞り出した。
「…遊星、知ってる?北極圏に近い人達は、食べ物が凍らないように冷蔵庫を使うそうよ」
つまり。
「グングニールに思い切り冷やしてもらったら外気が暖かく感じられると」
「そうよ、よく今ので伝わったわねぇ」
伝わった伝わってないよりもその方法は危険すぎるんじゃないのか。
そう言おうとするが、それより早くが続ける。
「まあドゥローレンに危険すぎるって言われてやめちゃったのだけど」
「それで正解だ」
『…だから、今ではこうやって我らが主にささやかだがぬくもりを与えている』
ようやく喋った、というか話せることに遊星は驚いたが、ドゥローレンは気にせずフフン、と笑ってに身体を擦りつける。
『主の想い人よ、羨ましかろう』
それは自分のモンスターに囲まれているが羨ましいということなのか、それとも恋人であるに寄り添っている彼らモンスターが羨ましいということなのか。
断然後者だ、と答えたいが、それよりも本当にが暖まっているのかという疑問が湧いてきた。
、来てくれ」
やや強引に彼女を立たせ、背中を抱く。暖めてもらっているという割には身体はひんやりと冷えていた。
「…遊星、暖かい」
「やはり、な」
うっとりとした声を聞いて、遊星は腕の力を強めた。
彼女の腕の中の守護陣が警戒するように睨むが、お構いなしに彼は続ける。
「…彼らは動物とはいえ氷結界の住人だ。厳しい寒さの中だからこそ毛並みのおかげで暖かく感じられたのかもしれないが、この程度の気温だと体毛の温かさより彼らが纏っている氷が勝ってるんじゃないか?」
「…!」
図星であるらしい。が、守護陣を解放する気配はない。
「それでも、私はこの方法しか知らないもの…」
遊星とは逆の、ドゥローレンの方をふい、と向く。ドゥローレンは貫録と威厳たっぷりに伏せていたが、の顔を見ると、遊星に向かって威嚇し始めた。
『…主の想い人、主は主のやり方を実践していたまでだ。貴殿にとやかく言われる筋合いはない』
「俺はやり方自体を否定したい訳じゃない。もっといい方法があると教えたいだけだ」
『ほう、我らより主を暖められると。貴殿はそう言う訳だな?』
「ああ」
空中でバチバチと視線が戦うが、は構わず、ドゥローレンに声をかける。
「ドゥローレン、貴方にはいつも助けられてるわ。その気持ちでも、私は暖かくなれているのよ。もちろん守護陣、貴方もね」
その言葉に、虎は、慰めなどいらぬ、と答える。
「慰め…確かにそうかもしれないけど、感謝してるのは本当よ」
二人ともこれからもよろしくね。
そう言ってはドゥローレンを抱き締める。守護陣は彼女の腕から放されたが、嬉しさのあまりじゃれつき始めた。
そこに感極まったらしいドゥローレンが加わる。相当勢いがあったのか、は後ろに倒れた。
!」
駆けよるが、彼女の顔はとても嬉しそうで。
「ふふ、二人とも重いわ」
『ん、すまない』
遊星は助けるべきかどうか思い切り迷う。
嬉しそうなのはいい。そういう彼女を見るのは好きだから。だけど、今のこの状況はどう見ても少女が虎に襲われているようにしか遊星には見えなかった。
ドゥローレンが主人である彼女を襲う可能性は万に一つもないと、彼は助けるべきかどうか悩む。
それでも、自分をほおっておいて、他のものと戯れるなどということは、例えモンスター相手でも我慢できない遊星は、なんとか虎王ドゥローレンと守護陣をから引き離した。
何をする、という顔で睨まれるが、遊星だってそう言いたいのは山々である。
「…と一緒にいられるお前たちが羨ましいから引き離しただけだ」
以前の自分の問いかけにこういう形で答えられるとは思ってなかったドゥローレンは二の句が継げない。
はあ、と溜息をつくと、主人を守るように遊星の前に立ちはだかった。
『貴殿が羨むのも無理はない。想い人なのだからな。主に真に寄り添えるのは同じ人間である貴殿だけだ』
悔しそうな、苦虫を噛み潰したような顔が、いかに彼が主人を思っているかを知らしめる。
『だが、同じ人間だからと言って主を不幸にすることだけは許さない。もしそんなことをすれば我の牙が貴殿など貫くぞ』
脅すようなその口ぶりは本気のものだが、遊星には通用しない。ドゥローレンに言われるまでもなく不幸になどさせない、必ず幸せにすると堅く誓っているからだ。
言いたいことを言えたようで、ドゥローレンはすっきりした表情で、守護陣と共にのデッキへと消えていった。





「…あの子は何を言い出すのか…」
恥ずかしいのか、顔に手を当ててしゃがみこむを、遊星は抱える。そのままベッドへ優しくおろすと、彼は彼女の上に跨った。
「…遊星?」
「妬かせた罰だ」
ちゅ、とキスを送る。一体どこで、何に妬いたのかと聞きたいが、それより早く遊星が自分の服を脱がせていて、は慌てて止めた。
「寒いのだけど、何してるのかしら。」
腕を掴んだ指の先は確かに冷たい。遊星はその手を自分の腕から離して、包み込む。
「暖めるんだ。言っただろう、モンスターに暖めてもらうよりいい方法を教えたいと」
そう言えばそんなこと言ってたな、と思い返す。
どんな方法があるのだろうと内心わくわくしていたは、現実を突き付けられて少しがっかりした。だが、彼が今まで自室に帰ってこなかったことを寂しく思っていたのは事実。
ベッドに入ったら遊星の匂いがして堪らなくなってドゥローレンと守護陣に頼ったこともまた事実。
充分遊星に溺れていると再確認したは、彼の手から自身の手を解放させると、そのまま腕を背中に持っていった。
「いいわ、暖めて。あの子たちよりいい方法なんでしょう?」
誘うようなその瞳に興奮した遊星の背中がぞくりと震える。
守護陣が舐めた頬の反対を同様に舐めると、遊星は自分の服を脱ぎ捨ててに圧し掛かった。
ぎゅう、と抱き締めて、自身の体温を彼女に分け与える。の身体が熱を帯びてきた頃、少し身体を離して、もう一度キスを交わした。




「ふ、ぁあ…!ゆう、せ…!」
ちゅ、と胸の突起を舐められる。ぴんと立ったそれは、遊星の舌の動きを全て受け止めて快楽に換えていった。
「んん、も、もっとぉ…」
は淫乱だな…」
放されると、強い寂しさがを襲う。思わず遊星の頭を抱えて強請ると、彼は笑って応えた。
胸を吸う力が強くなる。
「だれの、せいでぇ…っひぁああ…!」
腰が揺れる。秘部からとろ、と流れた愛液が、軽くイったことを知らせた。
「ふ、早くないか?」
にや、と怪しい笑みを浮かべて口づける。は懸命に遊星にしがみついて、彼の、口内で動く舌と絡みあった。
「…遊星の、気持ちイイもの…!」
口が解放されてもなお、彼女は遊星の腕の中から逃れられない。まるで自分だけ守られてるような錯覚に陥るは、納得できないとばかりに遊星の肩を押して、体勢を変えようとした。
「遊星だけ、ずるいわ…!」
そう言うと、彼の胸を口に含む。ぴくりと遊星の腰が跳ねたことを感じ取ると、は気を良くしたのか、自分も守りたいという気持ちを込めて舌の動きを激しくした。
「…っああ!」
身体を重ねるごとに舐められて、遊星の乳首も快感を充分生み出す場所になっていた。躾けられたといってもいいが、それを頑なに否定したい彼はの頭を優しく押して自分から離した。
「…どうして離すのかしら」
「俺はいい。お前を、を愛したいんだ」
まっすぐな蒼い目で見つめられて、は顔を赤くする。彼の言葉は自分を気持ちよくさせる、虜にしてみせると宣言しているのと同じで。
これまで散々教え込まれた快感を思い出してしまって、彼女は恥ずかしそうに自分を抱き締めた。
「だめ、か?」
「…だめだと、思うの…?」
それを聞くと、もう我慢できないとばかりにをベッドに縫い付けて荒々しいキスを送った。
「ん、むぅ…」
「…はぁ、もう、止まれない…止まらないからな」



「んぁああ!あ、は…ァあ!」
じゅうじゅうと胸を吸われる。遊星の唾液がたっぷりつけられた突起は、先ほどと同じように彼の愛撫をねだっていた。
今は更にもう一方の突起を摘ままれ、秘部に指が入っていて、二重三重の快楽がを襲っている。耐えられずに腰が跳ねるが、遊星は許してくれない。
指を増やして、さらに絶頂へと導く。
「ひィイあああ…!あ、ああ!ゆ、せ…!」
ぐちゅ、といやらしい音が二人の鼓膜を刺激する。もう一度イっているはそれにも敏感に反応した。
「あぁあ…!っんん!ふぁああ!遊星、らめぇ…!」
ぐり、とイイところを刺激すると、彼女は涎を垂らしてヨがる。はしたなく開かれた口と足が、誘惑するように揺れて、遊星ももう我慢の限界だった。
だが、彼女への前戯は止めない。
膣に入れられていた指を引きぬくと、そこに顔を近付ける。
そして舌で秘裂をなぞると、の腰と背が面白いくらいに跳ねた。
「ああああ!きゃああ、…っ!!そこ、あ、ああああああああ!」
広げるように入り口を舐めて、ぴんと立っている淫核を口に含む。
ちゅう、と吸うと、彼女はまたイった。
「んああ…ゆうせぇ…も、と…!」
「ふ、いいぞ。お前の愛液、もっと飲ませてくれ」
「あ゛ー!!っ、あ、あったかいの、入ってくるぅ…!」
侵入した舌が、膣の隅々まで舐めとる。一滴も逃すまいとする激しい動きは、的確にを絶頂へと導いた。
「あんっ!あぁあ゛あ゛!ヨすぎるのぉお!奥、おくぅ!もっとぉ!」
その言葉は遊星を煽るのに十分すぎる。膣から口を離すと、彼はの前に自身を見せた。
「…だけずるいと思わないか?」
その言葉は、が遊星の胸を攻める時に言った言葉と同じもので。
は、そういう意味で言ったんじゃないのに、と思いながら、自分の欲求には勝てずに、遊星を口に招き入れた。
「んん、むぅう…んふぅう!」
それからはすでに汁が垂れていて、は夢中になってそれを貪るように吸う。
「う、あぁ…!」
小さく遊星が喘ぐ。その声は快楽に満ちていて、を興奮させた。
「あぁあああ…こら、はげし…!」
ぢゅうぢゅうと音を立てて自身に加えられる刺激をなんとか逃がそうと、彼は向きを変えた。彼女の口に自身を入れて跨ったまま、ベッドに寝ているの膣に再度顔を近付ける。
「はぁああ…、可愛い…」
腰をびくびく跳ねさせて彼女の愛撫に身を任せる。だが、負けてはいられないと、陰核を舐めながら、膣に一気に指を3本入れた。
「んああああ!!遊星、指、ゆびぃい!きもひイイ!!」
その訴え通り、きゅう、と締め付ける。それを振り払うようにばらばらに動かして腹側に指を曲げると、は潮を噴いた。
「あ゛あッ、あはああん!」
遊星は残らずそれを飲み干す。じゅるじゅるという音が聞こえて、恥ずかしさでは死んでしまいそうだったが、目の前にある遊星自身を見ると、強請るように咥えた。
「…ぁあ!!ふあああ…!」
油断していたのか、快感をダイレクトに叩きこまれた彼はの上で腰を振ってヨがる。遊星の意思を離れた動きが、自身を口の奥まで押し込めてしまうが、それでも彼女は彼の腰を抱いてしゃぶりつくした。
「うあああああ!!あああ、イくイく、イくぅうう!!」
「んんんん!んぶぅ…!」
「あァ!で、る、出るぅうう!!」
未だ膣に入っている指を、自分の快感のまま動かす。遊星とは同時に果てて、彼女の口は彼の精液で白く染まった。
「はあ…はあ…っん」
「…はぁ…」
荒い息を吐くが、これで遊星は収まらない。自分の出したものを全て飲み干したを抱き締めて、衰えないソレを腹に押し当てた。
逞しい腕と遊星自身が自分を求めていると感じて、は目を閉じて遊星の体温を享受する。そして、彼の背に手を回した。
「いく、ぞ」
こくり、と頷くと同時に、下腹部に衝撃が走った。
「う、ぁああ!…はぁっ、ひああ゛あ゛!」
散々に慣らされたはずなのに、快楽の中にかすかに痛みが混じる。それで遊星のモノの大きさを感じとってしまって、顔が赤くなって行くのを自覚した。
ぎゅう、と締め付けられて感じていることを知って、遊星はの顔を見る。真っ赤なその顔はひどく扇情的で、愛おしい。彼女を抱き締める力を強めて、腰の動きを激しくした。
遊星の顔からも余裕などなくなっていて、欲情しきった表情がの気分を昂らせている。
「きゃああああん!ああ、はぁあ!ゆう、せ!すごすぎ、っぁあ!」
「くぅっ!はぁ、…く、っ!は、、イイ、か…?」
「イイ、イイのぉ!はげし、の、イイ!遊星の、気持ちイイ…!」いやらしい言葉と水音が、二人を追い詰める。
ぐっちゅぐっちゅ、ずぽ、ずちゅ。
もっと聞きたいとばかりに角度を変えて、奥まで突いて、最大限の快楽を遊星は与えた。
彼の望み通り、の口と膣からはひっきりなしに自分を興奮させる声と音が響く。
遊星はの腰を鷲掴みして奥まで猛った自身を到達させて、思い切りかき回した。
「や゛あ゛あああ!!っあああ!ひあああ!!」
…っぁあ!」
締め付けが強くなる。つられて遊星も中で欲望をぶちまけるが、それでもなお萎えることはない。
「ぅああ…!熱い、ゆ、せ、の…熱いのぉお…!」
びゅるる、と膣の中で小さく跳ねているまま、遊星は律動を再開する。イって、痙攣している状態の彼女を攻めるが、先ほど出した白濁が滑りを良くして、さらなる快感を二人に与えた。
「ふあぁ…!遊星…ゆうせぇえ!また、イっちゃう、イっちゃうぅう!!」
「ああ、イってくれ、俺だけを感じて、イってくれ…!俺の、俺だけのものだ…!」
遊星の声も掠れて、切羽詰まっていることを示す。彼の声にも感じて、は遊星にしがみついた。
密着していない場所がない程抱きあって、遊星は腰をゆさゆさと振る。溶けているんじゃないかと思う程熱い結合部からは、白濁と愛液が泡を立てて溢れていた。
の脚がガクガクと震えて限界を訴える。戦慄く自身を信じられないほど奥まで入れて、遊星はごりごりと音がするほど中を蹂躙した。
の目からは生理的な涙が溢れる。
「ひ、あ、壊れっ、壊れちゃうぅう!遊星、ゆうせ、っぁああああああ!」
「うああ、っ!イくイくっイくぅ…!んはぁああ!っ、愛してる…、、愛してる…!!」
どぷり、と溢れた精液を受け止めて、は涙と涎でぐちゃぐちゃの顔で幸せそうに微笑んだ。






「…最初からこうすれば良かったと思うのだけど」
「…そうだが、あの方法もヨかっただろう?」
シーツを代えて、二人で浴槽につかる。贅沢にも湯をはり直したことはクロウには内緒だ。
「否定はしないけど、腰が痛くて使いものにならないわよ…」
ふん、とそっぽを向いてしまう愛しい彼女の機嫌をとろうと、遊星は何度も頬にキスをする。
片手で数えきれないほど回数を重ねた頃、漸くは遊星の方を向いた。
「…責任とって明日は私を介抱しなさい」
「ああ。分かってる。…それより、暖まったか」
「ええ、おかげさまで」
「セックスでか?風呂でか?」
「…」
意地悪い質問は、再びを不機嫌にさせる。遊星が暖めてくれたに決まってるでしょうとだけ言って、頬を膨らませてまた明後日の方を向いた彼女を抱き締めると、遊星は続けた。
「指が冷えていたから末端冷え性だと思う。この後マッサージして血行をよくしてやるから、機嫌を直してくれ」
優しい表情で、腰に腕を回して、首筋にキスをする。
彼にそんなことをしてもらえるなんて思っていなかったは、本当ね、と釘をさす。
ああ、と返事が返ってくると、機嫌が直ったのか、甘えるように彼の胸板に身体を預けた。
「私も貴方の肩揉んであげるわ。凝ってるでしょう」
「いいのか」
「ええ、いつも辛そうだもの」
「そうか、ありがとう」
ちゃぽ、と揺れる湯とそれから立ちこめる湯気の中、遊星とはキスを交わして、互いに抱きあった。





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予想外に長くなってしまった…
あと最後の遊星にマッサージされるというのは完璧執筆者の願望です。
肩めちゃくちゃ痛い…

3000hitありがとうございました!
この小説はお持ち帰り自由となっております。
サイトに掲示される場合も含め、お持ち帰りした場合は必ず報告して頂きますようお願いします。
またサイトに掲示される場合、必ず当サイトと管理人の名前を明記してください。

海と星と空と陸
綾貴&冰覇



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フリーということで頂いてきました。
うっふ、エロい。
69エロい最高。
いやぁ、ご馳走様です!

こちらはご好意で掲載させていただいています。
こちらのサイトからのダウンロードや転載はしないでください。
ご本人様のサイトにて、ルールに従った上で頂いてください。
宜しくお願い申し上げます。